【縮毛矯正の失敗!】市販カラーのやりすぎは注意して下さい。
髪の毛がチリチリになって失敗した時の直し方を知りたいです
とそんな方に答えます。
今回の内容は市販カラーによる縮毛矯正の失敗談をご説明していこうと思います。
市販カラーと失敗した時の解決策
- 市販カラーの注意点
- 市販カラーのアレルギー
- 施術の失敗した時の解決策
市販カラーはドラッグストアやスーパーでお手軽に購入が出来て便利ですよね。今は簡単にセルフカラーが出来てしまいます。
ですが、その市販カラーを繰り返す事によってダメージが蓄積して、薬剤施術で失敗してしまうケースも多々ございます。
特に縮毛矯正は薬剤の見極めがとても重要で難しい技術になります。
そこで、市販カラーをされてる方が縮毛矯正を当てる際の注意点や、美容室で縮毛矯正を失敗してしまった場合についてを書いていこうと思います。
市販カラーの注意点
市販カラーは時間もかからずにお手軽にできますが、薬剤が強力なのですごくダメージしてしまいます。
2剤と呼ばれる過酸化水素も濃度の種類があります。
美容師は髪の状態をみて1.5%、3%、6%と使い分けています。
市販のカラーではパッケージに入っているものしか使えなく2剤でも髪の毛にダメージを起こしてしまいます。
市販カラーのアレルギーかぶれには細心の注意をしてください
ヘアカラーでの代表的な成分でジアミンという成分がございます。
このジアミンという成分によりアレルギーが発症してしまうケースがあります。
普段しみない、かゆくならないという方でも薬剤施術をを繰り返すと、ある日肌に影響が出てしまう場合があります。
このジアミンアレルギーが強くなると、顔がはれたり、赤み、かゆみ、呼吸器系に異常が現れるなどの症状が起きてしまいます。
アレルギーは花粉症と同じでいつ発症するかわからないアレルギーなので、毎回油断せず慎重にヘアカラーを行いましょう。
市販カラーのアルカリ過剰成分によりダメージが起こる
今回のテーマにあるこちらは是非知って頂きたいと思います。
市販のカラーのアルカリ剤は揮発性(液体が気体に変化する性質)が強いです。
カラー後も髪にアルカリが残留して、髪の毛をダメージさせ続けるのです!
このアルカリが髪の毛にずっと残り続ける事によって、ご自身の髪の毛にかかる負担は『ブリーチ』なみに起こります。
また美容室での施術に特にパーマメニューでは切る結合がないため、施術不可になります。
髪の毛のダメージでの進行状況は私達美容師は目で見て判断するしかありません。
そのため髪の毛の内部で起きてる事を事細かく理解が出来ず、髪質やダメージ具合、履歴などのカウンセリングを経験などをもとに施術を行っている感じです。
ダメージが起きすぎた場合のケースも一緒にこちらで勉強していきましょう。
美容室で髪の毛がチリチリになってしまった時は?
こちらは、市販カラーを繰り返しして薬剤施術ミスでの場合の写真になります。
いわゆる『ビビり毛』と言われています。
ビビり毛とは
ビビり毛とはアルカリ成分が髪の毛に対して過剰反応を起こして過軟化、過膨潤という状態を引き起こしてしまうことの事を言います。
特徴としては、髪の毛がチリチリになり濡らすと髪の毛がゴム状に伸びたりします。
このビビリ毛になってしまった時の疑問点の回答をします。
結論から話すと一度ビビり毛になってしまった毛はもとには戻りません!
これだけ聞くと、じゃあどうしたらいいの?
となると思うのですが、解決方法も一緒にお話していきます。
ビビり毛になってしまった時の解決策
一番良い方法はカットすることですが、まずは状態を確認する事が重要です。薬剤施術で改善出来る場合もあります。
そうなんです!方法はこの2つが最善の方法となります。
この状態で手をつけれる美容師さんはごくごくわずかだと思います。
ビビり直しで、普段のような縮毛矯正を当てて欲しい、綺麗なサラサラ髪質に変化してもらえると思ってる方は大変恐縮なんですが
仕上がりの品質はかなり落ちるかと思います。最悪治せないケースもありますのでご了承下さい。
ビビり直しQ&A
縮毛矯正の髪質にも凄く相性が良いので、施術中の時にも使用してるぐらいです。仕上がりは断然変わりますね。
ビビ直しの今後のケア方法
最後は今後のヘアケアについてをお話していきます。
冒頭でもお伝えしたとおり、元の状態には戻せません。基本治すには『切る』が一番いい方法になります。
以上な感じで市販カラーでの施術は大変リスクを伴う可能性があることはお分かり頂けたでしょうか?
手遅れになる前に是非ともこちらの記事を参考にして頂き、綺麗なヘアスタルを手に入れてライフ生活を送って頂けたらなと思います。